美人なのに自己肯定感の低い友人が引き寄せてしまったもの。

自己肯定感の低い美人 HSP(繊細さん)

最近、年下の彼氏ができたけど、一カ月くらいで別れました。

「美人なのに、なんでこんなに男運が悪いんだろう」

私が以前勤めていた職場に、北川景子さん似の看護師がいました。彼女はバツイチで子どもがいるアラフォーですが、第一印象は20代かと勘違いするくらいの美貌の持ち主でした。

でも、彼女は男運がありません。そして、出会った男性に依存します。「こんなにも美人なのに、なぜ相手に依存するのだろう」と不思議でしたが、彼女と一緒に働くうちに依存体質の理由がわかりました。

彼女は圧倒的に自分に自信がなかったのです。

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自己肯定感が低いと引き寄せるもの

自己肯定感の低い美人

彼女と話していて気づきました。彼女は圧倒的に自己肯定感が低いタイプだったのです。私と夫との出会いを聞いたり、パワースポットで有名な神社仏閣に職場の仲間を誘って足しげくかよったりしていました。

パワースポットに通うこと自体は私も大好きなので否定しませんが、お願いをしに行くというより、目に見えない何かに依存している感がありました。

元夫は夫側の浮気が原因で別れています。でも、最近まで別れたあとに元夫の購入したマンションで親子3人で暮らしていました。

夫は離婚原因の女性と半分一緒に暮らしています。自分の気分次第で友人と子どもの住むマンションに帰ってきます。「一夫多妻制」を本気で考えるくらいの超自己肯定感の高い?元夫でした。

「なぜ、夫を許せるのか、一緒に暮らせるのか」を聞いてみました。すると彼女はこういったのです。

「私、自分に自信がないんだよね。」

他人に依存する人の特徴

確かに仕事もそうです。彼女よりあとに入った『しっかり者の事務員』に、仕事のやり方を意見されるとスタッフルームで泣いたり早退したりしていました。

泣くときは元夫との関係が悪化しているときで、うまくいっている時は誰に何を言われようと元気でした。

そんな彼女と一緒に仕事をしていくうちに、他人に依存してしまう人の特徴がわかったのです。

相手に選んでもらおうとする

自分が相手を選ぶのではなく、相手に選んでもらおうとしていました。元夫にさえです。これは恋愛においても、恋愛以外でも物事がうまくいかない思考です。

マザーテレサの有名な名言の中に「思考に気を付けなさい」というものがあります。『思考はいつか運命になる』という名言なのですが、彼女はマザーテレサの名言どおりに行動していました。逆の方向に…。

占いの結果で元気が左右される

彼女は占いにもよく行っていました。彼女には占い師のメンターがおり、占い師のいうとおりに行動しては「占い師に言われたから」とよく口にしていました。

占いは私も好きなので否定しません。でも、一言一句を信じて行動するというより、大きなエネルギーに背中を押してもらうために占いに行くという感じでした。

自分がどうしたいのか、という考えが彼女には見られませんでした。

他人の思考で動いた彼女のその後

私はしばらくして転職したので、彼女のその後の話は一緒に働く仲間から聞きました。

元夫はその後入院、その入院中にゲームで出会った20歳年下の男性と彼女は付き合いますが、すぐにフラれたそうです。

元夫が退院したあと、自分の入院中に若い彼氏がいたことに激怒しDV男に変身。彼女は子どもを連れて家を出たそうです。

現在は、新しい彼氏と仲良くしていると聞き私もホッとしました。

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自分が取捨選択したことが今につながる

彼女はやっと自分の意思で「子どもと家を出る」選択をしました。その行動と思考が今の彼女の人生をつくっています。

周りから見るととても単純なからくり(離婚した時点で元夫とは離れるべきだった)なんですが、当事者だと見えないものもありますし、感情も出てくるのでそう簡単に決断はできないのもわかります。

それでも、元夫に振り回される人生よりは、今の人生のほうが彼女にとって正しい選択だったのではないでしょうか。

彼女に一番伝えたいことは、「いちばんに自分を愛していほしい」ただこれだけです。

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