昔から自分のことが嫌い。どうしたら好きになれるの？
何をしてもうまくいかない、外見もよくない、頭もよくない、仕事でミスする、友達がいない。何もかも長続きしない。自分の粗探しは得意なのに、自分を褒めることは難しいですよね。
実は、自分のことが嫌いな人ほど、きっかけさえあればポーンと気持ちが切り替わり自分を好きになれるんです。なぜなら、あなたは他人の良いところ探しのプロだからです。
私は根っからのネガティブ人間でしたが、友人から「tsumugiは人の長所を見つけるのがうまいね。」と言われことがありました。ただ思ったことを口に出しただけなのに。
友人は褒め上手だなぁとその時は思ったんですが、ひょっとして視点を変えれば今見えている景色が変わるかもしれないと考えるようになりました。
あなたがあなたに愛されるたった一つの方法
自分のことが嫌いな人は、誰かと自分を比べていることが多いと思います。誰かの良いところが自分には足りないと比べていませんか？
人の良いところを見つけられるんですから、視点を変えればあなたの良いところもすぐ見つかるはずです。じゃあ、どうやって自分の良いところを見つけるのか。
その方法とは、アウトプットです。ノートに思いのまま書きまくるんです。感情はいりません。淡々とノートに書きなぐってください。
何を書きまくるのか…もちろんあなたの良いところです。
あなたの良いところをアウトプットする
ノートに書く内容は、あなたが人から言われてうれしいことを書いてください。「こう言われたらうれしいな」「この頑張っているところを誰かに褒めてもらいたいな」。
自分で気づいている自分の良いところももちろん書き出します。
何も浮かばない方は「私は私のすべてを許す」「私は自分のことを愛しています」をひたすら書いてください。
あなたはあなたに認めてほしい
「紙に書く」という行動と、「目から入る情報」のダブルで自分にうったえます。「私はすごく頑張ってるんだよ、もっと褒めてよ」と。
あなたが誰にいちばん褒めてほしい、認めてほしいのか。
答えは一つ「あなた」です。
自分は自分にいちばん褒めてもらいたいのです。認めてほしい理解してほしい、「あなたはもう十分すぎるほど頑張ってるから大丈夫だよ」と言ってほしいんです。
見え隠れする心の声に目を背けず、アウトプットしてください。いちばん苦手とする作業ですが、感情は一切無視して淡々と描き続けてください。
ノートに自分へのラブレターを書き続けた結果
私は仕事中(在宅勤務なので)に、ずっと書きなぐっていました。と言っても、自分を褒めるのは、内側からものすごく抵抗(手ごわい潜在意識)してきたので、ただ「私は私を愛している」と赤いペンでひたすら書きました。
無表情で淡々と。(誰か私の姿を見たら、何かの呪いを書いてるんじゃないかと勘違いすると思います笑。)
仕事が終わる頃には、A4用紙6枚くらいになりました。心に変化が出始めたのは、2枚目を書いているときです。原因不明のモヤモヤが晴れてきたんです。結果がでたのが早くて驚きましたが、もっと晴れるのではないかと思い書き進めました。
「聞こえない」と注意された声が出やすくなった
私の仕事は電話サポートで、ユーザーさんからの電話を受けるんですが何回か「声が聞こえにくい」と言われたことがありました。言われるまで気づかなかったんですが、自信のなさが声に表れていたのかもしれません。
でも、「私は私を愛している」と紙に書き出してから根拠のない自信が芽生え始めたんです。自分でも「おっ♪」と気づくほどの変化でした。
大きな声を出すことさえ気づかない自分に驚いたのと、大きな声がでたときの爽快感(笑)。
自分の声の大きさで自信も出てくるという不思議体験をしました。
継続できればこっちのもん
何十年も抱いてきた「自分を否定する気持ち」は、ちょっと紙にアウトプットしたくらいでは残念ながら簡単には消えてくれません。
なので、継続が必要です。時間が空いたら紙にアウトプットするんです。今日も明日も明後日も。自分の潜在意識が「愛にあふれるまで」。
続ければこっちのものです。あとは内なる自分があなたの人生を操ってくれるはずです。
▼アウトプット中のメモ。潜在意識をイメージして、そこに「私は私を愛している」と書き込みをしています。※誤字あり。見つけてみてね。
