スマホだけで『東京から京都に行けるのかチャレンジ』をしてきました。
日ごろからキャッシュレス生活を心がけています。久しぶりに帰省するにあたり、今住んでいる場所から地元の最寄駅までキャッシュレスで行けるのか試してみました。
その結果、現金を一度も出さずスマホだけで行くことは可能でした。今回の記事は、下記に当てはまる方にとって参考になる記事です。
●東海道・山陽・九州新幹線を利用する。
●モバイルPASMOを使っている。
モバイルPASMOだけで東京から京都に行ってみた
仕事で地方を行き来していたときは、東海道・山陽・九州新幹線をネットで予約できる「エクスプレス予約」を利用、新幹線に乗るときは、EXカードを使って改札を通っていました。(SuicaやPASMOと同じ使い方です。)
EXカードのデメリット
EXカードはとても便利でしたが、在来線に移動するときはSuicaやPASMOを一緒にかざすという手間がありました。
「二枚準備しなければいけない」状況がものすごくストレスで「一枚で何とかならないか」とずっと思っていました。(私が知らないだけでEXとICカードの一体化したものはあったのかもしれませんが…)
仕事を辞めるタイミングで、使わなくなったEXカードは解約しました。
モバイルPASMOで超便利に
ところがです。今ではスマホだけで新幹線の乗り降りができる時代になりました。今回、東京ー京都間をスマホだけで往復しましたが本当にキャッシュレスで行けちゃいました。
では、ここから私が事前に行った準備についてご紹介していきます。
【iPhone13】モバイルPASMOだけで新幹線に乗る方法
私が出発までにしたことは、PASMOのチャージとアプリのダウンロードのみ。PASMOのチャージは在来線用です。
自宅から東京駅まで1時間ほどかかるのと、京都でもPASMOは使えるので京都での移動費用としてチャージしておきました。
【事前準備】EXアプリのダウンロード
あらためてEXアプリをダウンロード。てっきりアカウントを解約していると思っていましたが、アカウントは残ったままアプリだけ削除していたようです。
改めて「スマートEX」で登録しなおしました。「スマートEX」とは年会費無料で東海道・山陽・九州新幹線の予約がネットでできるサービスです。
普段使っている交通系ICカードをEXに登録すれば、新幹線も交通系ICカードで乗れる優れものですが注意点もあります。
アプリをダウンロードしたら、「名前」「クレジットカード」「交通系ICカード」などを登録を進めていきましょう。
①EXアプリにログインし、右上の赤丸をタッチします。
②「お客様情報」をタッチします。ワンタイムパスワードが発行されるので事前に登録したメールアドレスに届いたら、ワンタイムパスワードを入力して情報を閲覧できるようにします。
③「クレジットカード情報」や「交通系ICカード情報」を登録します。PASMOを利用する場合は、PASMOカードの裏に記載されているアルファベット+番号が必要になるので確認します。
モバイルPASMOの場合はモバイルPASMOを起動し、赤丸のところタッチすると確認できます。
Appleウォレットの場合は、PASMOアプリをダウンロードしないと番号の確認ができないようです。(機種によるのかどうかは不明)
以上の設定が終わったら、事前準備は完了!
スマートEXで新幹線予約
事前準備が終わったら、いよいよ新幹線のチケット予約です。EXアプリを起動して「新幹線予約」をタッチし、チケットを取ります。
チケットを取ったら、取得したチケットに交通系ICカードを紐づけます。「予約済み」をタッチします。
日時の予約画面をタッチすると、下記画面に移ります。「乗車用ICカード(または指定)」をタッチして、登録したいICカードを選択します。選択したら左上の矢印をタッチし前画面に戻ります。
スマホで改札を通る
在来線>新幹線に乗り換える場合でも、直接新幹線乗り場の改札を通る場合でも、必要なのはスマホのみです。新幹線改札にスマホをかざすとこちらのチケットが出てくるので受け取りましょう。
こちらの利用票はEXカードでタッチしていた頃から出ていましたが今も出ることに懐かしさを覚えます。
座席や号車の記載があるので持っておくと便利です。(駅員さんの見回りも声掛けがないので、利用票を見せることもなくなりました。)
スマホだけで新幹線を利用できる!
事前にチャージや新幹線代のカード決済はしたものの、チケットさえ取れれば本当にスマホだけで旅ができるんだと確信がもてました。
何かあったときのために「クレジットカード」と「現金」もやや必要だとは思いますが、それらに頼ることなく旅を終えることができました。
うちの家族は「スマホが壊れたときが怖いから、ICカードを手放せない」と言っていますが、そうそう壊れることもないですし、いざというときは窓口に行って本人確認さえできれば、発券してもらえるのではないかと思っています(が、どうなんだろう)。
ぜひ一度キャッシュレス旅試してみてくださいね。