昔から貯金ができません。なんどチャレンジしても、ある程度貯まると使ってしまいます。原因がなんなのか、なぜお金を持つと持った分だけ使ってしまうのか今も原因はわかりません。
が、50代を目前に「今のままではダメだ」と自分に叱咤し、あらためて貯金ができない理由を考えてみました。
なぜ貯金ができないのか
貯金できない理由は人それぞれですが、一般的に以下のような原因が考えられます。
支出が収入を上回っている
収入よりも多くお金を使ってしまっている場合、貯金ができなくなってしまいます。支出を見直して、必要なもの以外の無駄な出費を減らすことが大切です。
私は典型的にこのタイプ。クレカを使ってしまうのも原因の一つ。
購買欲求が強い
何か欲しいものがあると、ついつい買ってしまいがちですが、そのたびにお金が減っていきます。購買欲求に負けずに、必要なものだけにお金を使うように心がけることが大切です。
プランニングがない
収入や支出を管理する計画を立てていない場合、お金の流れが見えにくくなってしまいます。予算を立てて、支出を管理することで、無駄な出費を減らし、貯金ができるようになります。
お財布がピンチ!なときに限って支出が増える出来事があったりします。
収入が低い
収入が低い場合、生活費に十分にお金を使ってしまい、貯金ができなくなってしまうことがあります。収入を増やすために、副業を始めたり、転職を考えたりすることも一つの手段です。
これらの理由のほかにも、人それぞれ様々な要因があるため、自分自身の状況をよく見つめて、どこに問題があるのかを見極めることが大切です。
また、貯金をすることが大切である理由やメリットを再確認し、目標を持って取り組むことが貯金習慣を身につけるための近道となります。
もう失敗しない貯金術
貯金が苦手な人にトライしてもらいたいのが、貯金前の下準備です。いきなり給料の一部を貯金する!となるとハードルが高いのでこれからご紹介する下準備から始めてみましょう。
収支を把握する
収入と支出を明確に把握し、予算を立てることが大切です。定期的に家計簿をつけたり、スマホのアプリを使って支出を管理したりすることが有効です。
私がもっとも苦手とする収支の把握…とくに支出は…自分の無駄遣いを目の当たりにするので、いつも避けていました。が!今は小さなメモ帳にクレカの明細を手書きするようにしています。
スマホやPCで明細のチェックなんて、まずしません(笑)。自分の文字で、書くという労力を使ってアウトプットするからこそ頭に残ります。
自動引き落としにする
収入が入ると同時に、定期的な支払いや貯金が自動的に引き落とされるようにすることで、無意識のうちに貯金ができます。
私的には支出の一本化もおすすめです。いままで保険料とクレカの引き落としは口座が別々でしたが、一つの口座にまとめました。スマホ代もいつも使うクレカに一本化。出ていくお金の管理がしやすくなりました。
不要な支出を減らす
不要なものを買わない、余計な出費をしないようにすることで、節約することができます。また、割引クーポンやキャンペーンを利用することもおすすめです。
目標を設定する
貯金目標を具体的に設定することで、やる気が湧きます。目標金額や期間を決め、毎月の貯金額を計算することが大切です。
繰り上げ返済する
その時の状況にもよりますが、住宅ローンやカードローンなどの借入金がある場合、余裕があるときに繰り上げ返済をすることで、利息を抑えることができます。
投資する
いわゆる「お金に働いてもらう」です。資産運用をすることで、効率的にお金を増やすことができます。ただし、リスクや手数料を考慮して、自分に合った投資先を選ぶことが大切です。
浪費癖を直す方法7選
ここからはついつい浪費してしまう方のために、浪費癖の直し方をいくつかご紹介しようと思います。浪費癖を直すためには、以下のような方法があります。
買い物前にリストを作成する
買い物前に必要なものをリストアップし、それ以外のものは買わないようにしましょう。また、購入するものが本当に必要なものかどうかを考える時間を作ることも大切です。
無駄なものを捨てる
自分が持っているものの中で、使わなくなったものや必要のないものがあれば、捨てるか売却することを検討しましょう。これによって、家の中がスッキリし、無駄遣いをすることが減ります。
周りの人に協力を仰ぐ
浪費癖を改善するために、周りの人に支援を仰ぐことも有効です。一緒に節約することで、励まし合いながら目標を達成することができます。
以上のような方法を実践することで、浪費癖を改善することができます。ただし、習慣化するには時間がかかることもありますので、継続的な取り組みが必要です。
まとめ
貯金癖をつけるには、上記のような継続的な取り組みが必要です。少しずつでも毎月コツコツと貯金をすることで、将来に備えた財政力を身につけることができます。
大きな金額からスタートするのではなく、まず500円玉貯金から。目標を達成できたら次は5,000円など無理のない範囲内ではじめてみましょう。